五感を使う
最近、携帯を見ない時間を意識的に作るようにしました。ついつい手持ち無沙汰になると見てしまう携帯。何もかも調べられて便利だけれど、本当にそれでいいのだろうか。実際に見ていないのに分かっていたような気になっているのではないか。と、自分の中で違和感を感じ始めたので見ないようにすることにしました。
携帯の代わりに、電車に乗っている時は読書をしたり、車に乗っている時は外を見ています。歩いている時は街並みを見たり、自然に目を向けています。
読書は携帯を見ていた頃よりも捗るようになりました。携帯ばかり見ていた頃は目が滑って(表現が合っているかわからないですが)最初の章を繰り返し読んでも内容が入ってこなかったりしましたが、今は集中力が上がったように思います。
外を眺めている時に、街並みが好きだということに気がつきました。思えば旅行をする時も街並みを見て癒されていました。自分が住む土地ではない場所でも人がいて、歴史や文化があって、それだけで明日も頑張ろうという気持ちになれます。
歩いている時に自然の音を感じていると、アンビエントという音楽のジャンルも理解できるような気がしました。環境に溶け込む音楽。小難しく考えてましたが、感じるだけでいいんだと気がつけました。
匂いや味覚も、 ながら食べ をせずに味わって食べる。食感や鼻から抜ける風味を楽しむってとても心地いいです。
肌に触れるもの。洋服を着るときもいつも着る洋服の何が好きなのか。改めて考えた時に、着心地が良い洋服を手に取っていることに気がつきました。
五感を使って感じることって大切ですね。