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金憲鎬〈Kimhono〉
1958年愛知県瀬戸市生まれ
愛知県窯業高等職業訓練校を終了後、瀬戸の窯元に勤める
1985年、27歳で初めての個展を開催
その後も国内外にて個展、グループ展多数開催、受賞歴も多数
現在は瀬戸市定光寺に工房を構え、30年以上変わらず独創的な作品を作り続けている
STUDIO PREPA〈スタジオプレパ〉
長野県に拠点を構える平勝久さん・平瑞穂さんによる吹きガラス工房。確かな技術と繊細な感覚でデザインから製作まで全ての工程を夫婦2人で行い、シンプルでありながら温もりのある、見た目も手触りも心地よい日用品をつくっています。
盛永省治〈Shoji Morinaga〉
鹿児島県日置市を拠点とし、木の持つ力強さや繊細さを捉え、器やオブジェクト等を制作。木工旋盤を使い生木を削り出していく、ウッドターニングという技法を用い、生命力溢れる美しい作品を生み出し続けています。
黒川雅之〈Masayuki Kurokawa〉
1937年愛知県名古屋市生まれの、建築デザインとプロダクトデザインを両立する、日本では特異な存在のデザイナーです。代表作のGOMシリーズ(1973~92年)は、黒いゴム素材を独自の解釈でプロダクトに落とし込み、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにも指定されています。
素材の持ち味を生かし切るマテリアルコンシャスな感性と、極限まで追求されたシンプルな造形が魅力。黒川氏自らプロジェクトを立ち上げ、生産背景にも携わり創作活動を行っています。
若林幸恵〈Yukie Wakabayashi〉
1972年 東京都生まれ
1998年 東京藝術大学大学院工芸科漆芸専攻修了 2022 現在 埼玉県川越市にて制作
Dhal〈ダル〉
2018年よりコレクションを展開。愛知県名古屋市にて、尾州などの地場産業を活かし、自社で糸や生地から製作、販売までを一貫し服作りを行っている。デザイナーの水谷は”着る人の心の栄養になりたい”と、まだ見ぬものを模索し挑戦を続ける。
ALESSI 〈アレッシー〉
1921年にイタリアで設立されたALESSI。 イタリアのオメーニャで金属製品を手掛ける工房として創業し、その上質なステンレス製品は世界中の人々を魅了してきました。現社長のアルベルト・アレッシィの先見性のもと、1975年代からは著名建築家、デザイナーとの協働により、デザインに特化した製品を開発し続けています。また金属製品だけでなく、プラスチック、陶器、木製品などの素材にも可能性を求め、オリジナリティあふれる多彩な製品を発表しています。現在もなお世界中で愛され続ける、イタリアデザインを代表するブランドです。
Edward Wohl〈エドワード・ウォール〉
アメリカの中北部にあるウィスコンシン州にて40年以上に渡り、厳選された木材から精巧な家具やカッティグボードの設計・デザインを続けてきたエドワードウォール。彼の作品はbird eyesという鳥の目に似た木目が特徴で500本に1本と言われるほどの珍しいメープルの木を使用し作られています。息子のジョナサン・ウォールはじめ熟練の職人がエドワードの意志と意匠を引き継ぎ、大切につくり続けています。
F/style 〈エフスタイル〉
新潟を拠点に作り手と使い手双方のまなざしを持ち、地場のものづくりをサポートするエフスタイルさん。
金物加工の産地である新潟県燕市のイソダ器物の鎚器銅器は、ひとつひとつ職人の手により、一枚の銅板からへら絞りという昔ながらの技法で立体にし、鎚で手打ちし、形が作られていきます。地場に根付く職人の熟練の技術があって生まれる銅製品は、艶々の銅肌が美しく、丈夫で長持ちします。錫の引き直しなどメンテナンスも出来るので、育てていきながら永く愛用出来る一生ものの製品です。
竹内友有生〈Tomoyuki Takeuchi〉
名古屋から三重の田舎へと移住した思春期真っ只中、退屈に嫌気が差していた14歳の時に友人の誘いでスケボーと出会い熱中する。16歳、スケボー熱が高じて、ランプを自作するために木工を始める。17歳の時に、廃棄されるスケボーのデッキを勿体無く思い、当時乗っていたバイクのシートに流用しようとするも加工の難しさから挫折。
以後、スケボースポットを求め津々浦々を回り、地に足の着いたパワフルなスケートスタイルを確立していくと共に、山麓にある自宅で、木を削りコンクリートをこね、スケボーのセクションや小屋を自作しながら様々な経験を積んでいく。
スケボー歴も20年を数える30代中頃、幾本となく廃棄されるデッキの末路に使命感を感じ、再びデッキでの木工に着手。現在に至るまで様々な試行錯誤を繰り返しながら、日常生活を彩る作品を作っている。
The Blind Donkey〈ブランインドドンキー〉
ジェローム・ワーグ氏はフランス・パリで生まれ、オーガニックレストランの先駆け『Chez Panisse』にて総料理長を務めました。
日本に移住し、『BEARD』を営んでいた原川氏とともに2017年に『ザ・ブラインド・ドンキー』をオープン。「Donkey at Home」と名付けた加工品シリーズは、日本の小さな生産者が大切に育てた作物を使い作られています。
Hachi tea〈ハチティ〉
Hachi teaの八田慎也さんは、ネパールへ約15年前からコーヒー豆を輸入販売し現地に何度か足を運ぶ中で、ネパール独自の紅茶文化と美味しさに出会い、今では複数の農園と取引されています。ヒマラヤ山脈のふもとに構え、高い標高、乾期と雨期のある、良質な茶葉を生産するにはもってこいの気候であるネパールのイラム地区。国境を挟めば目と鼻の先には世界三代紅茶のひとつダージリンがあり、気候、土壌も全く同じ区域に位置します。そのためダージリンと同じような環境のもと育った質の良い紅茶でありながら、一般流通していない珍しい紅茶を手にできるのです。Hachi teaの紅茶は、手摘みで一つ一つの茶葉が大きく、えぐみのない茶葉本来の甘さが特徴です。
Little Apothecary〈リトルアポセカリー〉
兵庫県西宮にて、有機ハーブを使ったコーディアルやハーブティなどを作られているLittle Apothecaryの前田さん。Apothecaryとは薬局や薬剤師を意味し、身体の困り事をハーブにより改善し、優しく包み込んでくれるような方です。ハーブの特性を研究し、それぞれの良さを引き出したり、お互いを掛け合わせたり、日々真摯に表現されています。
坂川玲子〈ダルマイ〉
福井県南条郡にて、田んぼ大好き屋の坂川玲子さんが大切に育ている無農薬・化学肥料不使用の自然農法で育てられたコシヒカリです。
富士屋ホテル
明治11年(1878年)、日本初の本格的リゾートホテルとして箱根・宮ノ下に誕生した富士屋ホテル。 創業者の山口仙之助が築いた一棟の洋館は、数々の増改築を経て、箱根を象徴する壮大な建築群のホテルとなる。 自然災害を含む幾多の大難をも乗り越え、平成9年(1997年)には建物の多くが登録有形文化財に。 2年以上に及ぶ大改修を経て、令和2年(2020年)〝新生〟富士屋ホテルが誕生。 いにしえの趣や意匠、お客様をおもてなしする心はそのままに、より心地よい、くつろぎの時間を。 現在も、クラシックホテルの先駆者として新たな歴史を刻んでいます。