TOKYO

1年ぶりの東京出張。お店でお取り扱いを考えている作家さんの展示へ。久しぶりの東京、時間の許す限りできるだけ多くのものを吸収するぞ!と意気込み、ワクワクを胸に行ってまいりました。

一軒目は、今回の目的である作家さんに会いにギャラリーへ。老舗のギャラリーの門構え、オーラに入るのを躊躇してしまうほど。お店の前を一度通過してウロウロ。先輩に以前、緊張して入るのに躊躇してしまうお店やその経験っていいよね。と言っていたことを思い出して、深呼吸をして思い切ってお店に入りました。入ってみると、落ち着いた店内に圧巻の大鉢のみのラインナップ。外から見るよりも何故かお店の中を周るほどに、安心してゆっくりと見ることができました。作品のオーラに痺れつつ何周もしました。色々迷いながらも、購入したのは初めにいいと思った大鉢。それから1時間ほど作家さん、ギャラリーオーナーさんとゆっくりお話しさせていただきました。お二方ともとても穏やかで、色々お話しをさせていただきました。

今関わってくださっている多くの方もそうですが、かっこいいと思う方はみな、誰に対しても平でいられる人。心地の良い時間と空間を作り出すホスピタリティのある人。改めて自分の小ささを感じ、心地の良い緊張感に包まれて、有難い経験をさせていただき、どこまででも歩けそうなほど心から満たされていました。

その後は、渋谷ヒカリエの展示、銀座のギャラリー、松屋銀座、新木場の雑貨屋さん、たむらパンさん、そしてローズべカリーへ。9時間程で2万2千歩歩きました。時間が許せば、まだまだ行ける!と思っておりましたが、帰りの新幹線は1日を頭の中でぐるぐる振り返りながら放心状態、体は筋肉痛の手前で、あっという間に名古屋に到着しました。

未経験や未体験、未知の世界っていいな。いくつになってもこのドキドキを忘れないでいよう。と思える一日でした。